白菜キムチが苦くなる原因
久しぶりの更新になりました。
別に、オリンピックに没頭していた訳でなく
(今回の団体競技はめちゃ面白い!)
僕の愛する阪神タイガースの弱さに悲しんでいた訳でもなく
(毎回、同じ負け方なのでウンザリしてます)
色んなことで忙しくて書く時間がありませんでした
だいぶ落ち着いたので、忙しかった原因も
ネタにしてまた色々書いていきます!
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最近、検索キーワードで
「からし菜臭現象」や「白菜キムチ 薬品臭」で当ブログを
訪れるかたが増えてます。
ご存知の方もおられると思いますが
上に書いたような事象の原因は、
白菜に含まれる天然成分「イソチオシアネート」です。
この「イソチオシアネート」、どんな成分かといいますと・・・
白菜に含まれる天然の辛味成分なのですが
白菜を塩漬けにした際、発生する酵素の作用で
ジメチルサルファイドという揮発成分に分解されます。
この揮発成分は塩素臭に似た臭いを発し「からし菜臭現象」と
よばれており、研究報告でも明らかにされております。
また、この成分が増える要因としては、
生育している白菜の土壌中に含まれている成分である窒素肥料(硝酸帯窒素)を
干ばつ後の降雨時に急激に吸収すること
などが考えられます。
最近、当社では「農薬の臭いがする」というお客様からのお申し出は
ありませんが、キーワードで検索されているということは
僕の気づかないところで、発生してるのかもしれません。
(他社製品も含めて)
特に、わざわざ問い合わせの電話をするのは嫌やけど
気になるからネットで情報を集めたいという人は
もの凄く多いと思いますので、書かせていただきました。
(僕も奥さんもそうですし)
もしかしたら、皆さんもこういう事象に合うかも
知れないですが、その時は「キムチに農薬入ってる~!」などと慌てず
製造元や購入されたところに確認してください。
真面目で大変面白くない話を
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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