しろなキムチ

大阪のキムチ屋さんでは昔から「なっぱキムチ」として売られている定番キムチです。
子供のころは、「なっぱ」という野菜やと思ってましたが、この仕事をするようになって「しろな」という野菜だと知りました。
なっぱ=菜っ葉のキムチということですね!

このしろなキムチ、どこのキムチ屋さんでも売っているし、白菜・大根・胡瓜に次ぐ定番キムチだしで全国的に食べられるもんだと思っていました。
でも、つい先日知りましたが、他の都道府県では食べないらしいんですよ~!
なぜなら、しろなは大阪しろなと呼ばれる「なにわ伝統野菜」に認定される野菜で、大阪でしか食べられていない野菜です。
恥ずかしながら、全然知りませんでした。

しろなキムチの美味しさ

ほんのり苦味がありますが、発酵させることで風味に変わります。
小松菜に比べて苦味が少なく、食べやすい味を楽しめるキムチです。
また、シャキシャキした食感も楽しめます。

菜っ葉系のキムチ(しろなキムチや小松菜キムチなど)は、漬けたてで食べる味と発酵した時の味はゴロっと変わります。
発酵していくことで旨味と風味がどんどん出てくるのは、これを食べると明確に感じれるので面白いキムチです♪
酸っぱいしろなキムチで焼肉を食べると、お肉も美味しく感じられますよ~!!

ちなみに、漬けたての味はちょっと苦味のある味気ないキムチです。
それが1週間くらいして発酵するとグンと旨みが増し、驚く美味しさになります♪
漬けたてでも十分美味しい白菜キムチとは違い、漬けたては美味しくないと言っても過言じゃありません。
この食べ頃の伝え方が難しく、一部の人にしか買われないキムチですが、僕は大好きなキムチです♪

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