IMTで「自社を言語化する」に取り組んでます。
3期生として参加しているIMTが、色々と動き出しております。
今回は、どんなことをしているのか報告ブログです。
1・2・3期生を集めたKICK OFF MTG
先日、1・2・3期生を集めたKICK OFF MTGが開かれました。
IMTは、「ものづくりを面白がる」というコンセプトのもと、「自社を言語化する」→「自社を伝える」→「一緒に作る」→「プロダクト化を目指す」という4つのステップで駆け抜けるプロジェクトになっています。
まずは、「自社を言語化する」ことに注目して進みだしました。
自社の強み、弱みを書きだすワークショップとか。
大阪商品計画でも散々やりましたが、自社の強みや弱みを考えるのって楽しいけど、苦しい作業です(笑)
僕たちの強みは「韓国の味を日本人好みの味に変える」とさせていただきました。
既存事業なら沢山強みはあるのですが、新規事業に使えることに絞るとなかなか難しいんですよね・・。
フィールドリサーチ 河辺商会さん
フィールドリサーチとして、プロダクト開発を行う上でロールモデルとなる大阪の会社2社へ訪問しました。
格好いい名前になってますが、ものづくり企業の遠足みたいなもんかと♪
先を行く会社さんの現場を拝見して、事例を聞かせていただきました。
1社目は、堺の株式会社河辺商会さん。
プラスチックの射出成形をされている会社で、主に自動車部品などを製造されています。
また自社プロダクトとしてデザイナーの方とコラボして生まれた「CHOPLATE」を製造・販売しており、デザイナーさんとの付き合い方などぶっちゃけ話をしていただきました♪
新規事業のBtoC商品はオシャレなプロダクトですが、大手企業にプラスティック部品を納入するゴリゴリのBtoB企業さんです。
職場環境の改善に力を入れていて、お金をかけずとも出来る改善活動をコツコツ積み上げる姿勢は、目から鱗が落ちる思いでした。
ちなみに、お土産として買って帰った「CHOPLATE」は編集長から褒められ、愛妻家の僕はご機嫌です♪
フィールドリサーチ 錦城護謨さん
2社目は、八尾の錦城護謨株式会社さん。
ゴム製品を手掛けておられるメーカーで、主に炊飯器のパッキンや水泳キャップ、医療部品など多岐に渡り製造されています。
また自社プロダクトとしてデザイナーさんとコラボして生まれた「シリコーンロックグラス」を製造・販売されています。
何を作りたいかよりも、なりたい姿を明確にするところから始めた話など、開発を進める上で、重要になってくることを学びました。
こちらも名だたるメーカーにゴム製品を供給するゴリゴリのBtoB企業さんです。
ゴム製品ではかなりのシェアをもっているそうです。
大手企業との取引のなかで培われた正確な製品作り。
正確な製品を作るには、しっかりとした組織化が必要と言う説明もめっちゃくちゃ心に刺さりました。
僕らには足りていないところなのでね(汗)
2社訪問後には、「よかったこと」や「取り入れたいこと」「開発に向けて考えないといけないこと」などを付箋で書き出しグループでチームリフレクション(振り返り)をしました。
今回のフィールドリサーチを通して、「なりたい姿」を明確にすることで、「何を作りたいか」が明確になることを学びました。
2社共に共通しているのは、柱の既存事業は徹底的に効率化するということ。
大手企業との取引のなかでは、求められる品質がとんでもなく高く、それに対応するために組織として成長していく姿が見られました。
ド派手なプロダクトなどを見るのも良いですが、こういう姿勢を実際に見て学べたのは貴重な機会だったと思います。
職場環境の改善や組織化による品質向上は、キムチ屋の当社でも当てはまる事例でした。
自分たちがどうありたいのか?
どこの誰を笑顔に出来ているのか?
この機会に深く考えたいと思います。
企画していただいた事務局の皆さん、受け入れてくれた企業の皆さん、IMT 1.2.3期メンバーの皆さん、ありがとうございました!!
黄さんのキムチに興味がある方はこちらで → 大阪鶴橋黄さんの手造りキムチ公式ネットショップ
コメント ( 1 )
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へ~~~~ 面白そうですね
僕は 一会社員なので、 なかなかこういう機会は無いですが(一応エンジニアですし www)
ためになりそうです
会社見学の後、 再度議論するのは良いですね
他の方がどんなふうに感じたのか などもきけますね
自社の強みを「韓国の味を日本人好みの味に変える」 なるほどです ^^
これは 僕も感じたところです。
本場の物より 美味しい ← 日本人からすると
ほんと 強みだと思います
駐在おやじ