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「大阪生野という街で生まれ育ったキムチ屋さん」というのが弊社の特徴です。
大阪の下町の独特な雰囲気をもつ大阪生野の魅力を知ってもらうことで、私たちが育ってきた環境を知ってもらえればと思い紹介させていただきます。

昔ながらのコリアンタウン

大阪で韓国の気分を楽しむなら、生野区鶴橋と言われてます。
人口約13万2千人のうち約4分の1の人が韓国・朝鮮にルーツを有する人たちといわれる「在日コリアン」の町だからです。
特に鶴橋駅周辺は戦後の闇市から始まったといわれる商店街で、昔から関西圏の人たちが電車に乗りキムチや韓国食材を買い付けに来ています。
東京の新大久保のように「ニューカマー」と呼ばれる人たちで構成される「コリアタウン」とは本質的に異なり、地元の人が作り上げてきた独特の文化があります。

写真はコリアンタウン入口の韓国門。出来た当初は商店街の雰囲気に合いませんでしたが、最近はばっちり合ってきた気がします。

安くて美味いグルメの街

生野区は、大阪では知る人ぞ知る安くて美味しい下町グルメの街です。
不思議とお好み焼き屋さんの数は凄いです。全国区の銘店もありますしね~!!
僕の母の話しですが、外食が大好きな韓国人が根付いた街でもあり、昔から外食することに対するハードルが低かったとか。
町工場などで働く人たちは共働きも多く、ご飯を作る時間もないので手軽に食べれるお好み焼き屋や韓国料理屋さんが流行りました。
そこで、起業精神の強い在日の人が店を出す→競争が激しくなる→切磋琢磨し安くて美味しい店が生き残るという流れになったのではと思います。
勝手な想像ですが、そんなに的外れではないかと。
また、焼肉や寿司、てっちりなど高級店も遠方から来られるような銘店が目白押しです。
こっからは僕の勝手な推察になりますが・・・。
生野区は中小企業(零細企業)が大阪で一番多い地域です。
また、隣接する東成区、平野区、東大阪市も中小企業(零細企業)の多い街として知られています。
生野区には近鉄今里駅という繁華街と隣の東大阪市最大の繁華街近鉄布施駅があるという立地から中小企業の社長の社交場というイメージがあります。
接待などでご飯を食べ、その後2次会で飲みにいくという需要があり、様々な飲食店がある街となってます。
勝手な想像なので間違えてたらごめんなさい。

生野区の銘店「お好み焼きまっちゃん」のお好み焼きです。
お好み焼き屋さんにしては大箱の店ですが、毎日にぎわってます(^^♪

日本一のキムチ激戦区大阪生野

30数年前まで、一部の日本人しか食べなかったキムチなので必然的に在日コリアンの多い地域にしかキムチ屋さんがありませんでした。
ということで、生野区全体で様々なキムチのお店があり、確認できているだけで70件以上と恐らくキムチ屋さんの数が日本一多い街です。
内訳は鶴橋駅周辺で36件、コリアンタウンで26件、その他4件とキムチ専業製造会社6件が確認できております。
関西圏のスーパーに商品を供給しているキムチ専業製造会社7件のうち6社が生野区なのもある意味凄いですね。
工場敷地の関係で3社の工場は隣の平野区に引っ越してますが・・・。(弊社も工場は平野区。本社所在地は生野区です)
キムチ屋さんには組合もないし、正確に把握されている方はいないんじゃないでしょうか(笑)
住宅地にぽつんとあったりしますので(;^ω^)
実際、鶴橋商店街、御幸森コリアンタウン、大友商店街、布施しか見れてませんので漏れもあると思います。
老舗から新興まで様々なキムチ屋さんが日々競って良い商品作りを目指していますので、そりゃレベルも上がりますよね~!!

弊社、鶴橋店です。激戦区において目立つように派手な看板です(笑)