大阪鶴橋黄さんの手造りキムチのこだわり
業界新聞の食料新聞さんでキムチの市場分析が紹介されていました。
<キムチ浅漬特集> 集客の目玉となるキムチ 浅漬は新たな付加価値で進化
中でも興味深かったのはキムチ売り場に多種多様なキムチが並んでいるとのこと。
黄さんのキムチも何品かありますが、うちの商品ではないキムチに目がひきました。
エリンギ?!アボカド?!さらには鶏皮?!!
皆さん、チャレンジされてますね~!!
その分、競争が激化してきましたけど、市場が活気づくなら大歓迎です♪
競争が激化する中で生き残っていくには明確なこだわりが必要だと思っているので、今日はそのこだわりを紹介させていただきます!
大阪鶴橋黄さんの手造りキムチのこだわり
黄さんのキムチは「手造りの味」にこだわっています。
手でできることは手でする。
化学調味料や濃縮エキスの味に極力頼らず、シンプルな味付けにこだわっています。(使わないとは言いません)
言葉にするのは難しいですが、分かる人には分かる味で良いと思っています。
シンプルな味にするということは、目指しているところは分かりやすい美味しさではなく、素朴な味わいです。
ついつい箸が伸びる味を目指しています♪
これは母の教えの影響が色濃いですね~!
キムチも色んな店や作り手によって味は全然違いますが、にんにく・生姜を効かせたパンチのある味や旨み調味料で作った濃い味を嫌っていました(汗)
「あっさりしててピリッと辛い味の方が、ついつい手が伸びる味やねん。」というこだわりは、現在の黄さんのキムチの味に大きく影響を与えています。
確かにあっさり目の味が他の食べ物とのバランスが良く、箸がどんどん進みますよね~!!
大阪鶴橋黄さんの手造りキムチはくせになる辛さにこだわっています
人によるとは思いますが、当社のキムチはそんなに辛くありません。
何やったら全然辛くない!!とまで、おしかりを受けてしまうこともあります(汗)
キムチは辛い食べ物なんや!!と思われる方も多いでしょうが・・。
これはあくまでも僕たちの好みの問題なんですが、キムチに辛さだけを求めてないんです。
「くせになる辛さ」と表現したのは、辛さのなかに色んな味わいを加えることで、味わい深くします。
思えば、父は生の青唐辛子や玉ねぎに味噌をつけてかじるような人ですが、母はしなかったです。
僕が父の真似をして食べようとすると「辛いからやめとき~」と止めるくらいでした。
風味づけで唐辛子を料理に使うことは好んでましたが、辛さだけを求めてなかったのでしょう。
そんな母の好みが色濃く残ってます♪
大阪鶴橋黄さんの手造りキムチは食シーンにこだわっています
ここにこだわっているのは、柿キムチという今思えば無謀なキムチを作った経験が活きています(笑)
酸味と甘味をベースに作ってみたところ、結構美味しかったですが全然売れなかったです(汗)
売れない理由を相談していた編集長から言われた一言は今でも心に刺さってます。
「そもそも、いつ食べるんや?サラダか?おつまみか?デザートか?まさかご飯のおかずじゃないやろ~?」
これのおかげで食シーンを考えて開発するようになりました。
それ以降、もずくキムチはご飯
らっきょうキムチはビールのつまみ
その食シーンを想像しながら味付けを考えることで、具体的な設計ができました。
一部の人が作っているフルーツキムチも、僕は反対派ですが、食シーンが明確なら良いのかも。
料理人の方がコースの中で、箸休めとして出すとか・・。
僕らはキムチ屋さんなんで、そこまで想像することは出来ません。
日持ちもしないし、今後も作ることはないでしょう。
今後も皆さんに美味しそう!!と手にとっていただけるようなキムチに挑戦します♪
もちろん、食べて美味しいというのも大前提です。
応援よろしくお願いします♪
黄さんのキムチに興味がある方はこちらで → 高麗食品公式オンラインショップ
コメント ( 2 )
トラックバックは利用できません。
僕も思いました
エリンギ?アボカド?鶏皮? まあ鶏皮は 揚げたりしてカリカリにすれば
スルメイカのキムチみたいに美味しいかもしれませんが キノコにアボガドですか wwww
フルーツのキムチもあるんですね
僕も 反対派ですね。
箸休めなら ムグンジを洗ったものが良いかな~~~~ ^^ ← 完全に僕の好みです wwww
駐在おやじ
駐在おやじさん
コメントありがとうございます!
奇抜なアイテムで勝負されるところが多いですね~!
ムグンジを洗ったものなんて、日本人は絶対に好まないですよ(笑)
我が家はたまに炒めた物が出てきます♪