ものづくりセッションに参加して、良い刺激をうけました。
先日、久しぶりにものづくりセッションに参加してきました。
ものづくりセッションは生野区に多いものづくり系の人たちとデザインなどクリエイト系の人たちが集う場です。
いつのまにか生野区の枠がはずれて、大阪中の企業やクリエイターが集まっています。
セッションという名の通り、色んな方がプレゼンをして、参加者がコメントを寄せ合う形式の会です。
誰でも参加できるオープンな場でないのは、秘密俱楽部みたいなもんを目指しているからでしょうか(笑)
仕事を抜け出して参加していたのですが、共感できる部分も多くギリギリまで聞き入ってしまいました。
プレゼンテーターはカナタ製作所の金田さん
発表者の金田さんは当社とは全く畑違いの家具製造販売業です。
高品質でオシャレなソファや椅子など作られています。
学歴や経歴もデザイン系の道を進んでこられていて、僕とは大違い(笑)
それでも、話しを聞いていると当社に良く似た状況もありました。
カナタ製作所さんは、父親である社長と、叔父である専務の2トップ体制。
昔気質の二人と数年後に社長になる自分。
具体的な悩みは書きませんが、良く似た経験をしてるなと共感できました。
自分の次世代への想いを聞いてくれない社長、専務に対して、どうやって意見を通していくのかは多くの人が悩むところなのかも知れませんね♪
あと、親の悪いところを知っているので尊敬ばかりではないというのも。
親に対して、尊敬100%とか軽蔑100%って人はあまりいてないような気がします。
色んな感情が渦巻いていて、何やったらそれが一番濃い存在なのかも知れませんね。
だから、腹が立つし喧嘩してしまうのでしょう(笑)
ファミリービジネスの強み
参加者のコメントで、ハッと気づかされました。
創業者の想い、2代目の想い、自分達の想いを煮詰めて、それをちょっとずつ積み重ねていくのがファミリービジネスの良いところ。
秘伝のタレを継いでいくかのように、想いを紡いでいくと、より強固なビジネスになっていく。
経営理念など、僕らの想いをもっと言葉で明確に記したいなと考えていたとことなので、強烈に刺さりました。
薄っすらと考えていたけど、ここまで言葉に落とし込めることはないので、人の話しを聞くことは大切ですね♪
今まで当社は、何となくの会社の雰囲気や僕らの会話の端端で、基本的な想いや理念を感じ取ってもらう社風がありました。
しかし、規模が大きくなり顔を合わせてコミュニケーションをとる機会も限られるなかでは、文字としてある方が伝わりますよね♪
ましてや、母国語が日本語以外の従業員が増えているので、言葉としてあればその人たちの母国語でも記せますし。
母が元気なうちにインタビューでもして、想いを聞きだしたいです!!
黄さんの手造りキムチの進む道
母は元気ですが着実に年老いてますし、長兄も60に近づいてます。
当然のことながら、従業員も歳を重ねていきますし、世代交代は急務です。
母の口癖が「キムチ屋さんなんか誰も来てくれへんよ~!!」という事もあり、採用活動などは力を入れてませんでしたが、最初から諦めてたらあかんでしょう。
なんかいい手立てはないのか、手探りでもがいている最中です。
また、違う参加者のコメントで「人の採用は人情が大切」との言葉もあり、人情味のある当社をもっとウリにしていいのかとも思っています。
もっとローカルにフォーカスして、地域との交流を続けたりしないといけませんね♪
こういう場にくると、自社の至らない点ばかりが見えて卑屈になってしまいますが、今となってはそんな時間も勿体ないですわ(汗)
狭い業界にいてると聞けない色んな意見が学べ、ありがたい時間となりました♪
主催者の皆さん、金田さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!!
黄さんのキムチに興味がある方はこちらで → 高麗食品公式オンラインショップ
コメント ( 2 )
トラックバックは利用できません。
母国語が日本語でない 従業員の方が増えてるんですね
田舎にある うちの会社でさえ 毎年一人二人は 他国籍の方が入ってくるので
大阪にある 黄さんの所なら なおさらでしょうね ^^
世代交代 難しいでしょうね~~~
僕は 会社員なので 考えたことはありませんが、 今のうちの会社も 結構ねじ曲がってる感じがします
創業者と、 後から来た義息子 色々と意見の違いはあるようですね~~~~
それにプラスして 僕も含めた、昔からいる社員たち wwww
社長 やりにくいでしょうね~~~~
駐在おやじ
駐在おやじさん
コメントありがとうございます!
グローバル化していかないと生き残れませんよね♪
おっしゃる通り、世代交代は容易でないです。
人間関係も生産体制もスムーズに移行できるとは思えないですが、それでもやらないとね・・(汗)