日本で売られているキムチ

工場長日記

漬物グランプリも1次審査で落ちました

今年のコンテストは弱すぎますね。

ついでに絶対に取らないといけない資格試験も落ちるという有様で

今年の勝負弱さは際立っていますね・・・

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前回記事の補足です。

日本で販売されているキムチは大きく分けると3つに分かれます。

①日本の漬物メーカーが作るキムチ

②韓国のキムチメーカーが作る日本向けキムチ

③在日のキムチ屋さんが作るキムチ

それぞれ特徴がありますので、説明いたします。

①日本の漬物メーカーが作るキムチ

白菜に下味をつけるという、漬物の延長というパターンが多い。

キムチを水で洗っても味は残っているくらい、しっかり味が浸み込んでいます。

メーカーによって、甘み・辛味・酸味が違うので好みが分かれます。

僕は甘い系はちょっと・・・

②韓国のキムチメーカーが作る日本向けキムチ

ベースは韓国で売られているキムチ。

日本では甘いキムチが売れるというリサーチの結果があるのか

無理やり甘くしたものも出てきています。

これもメーカーによって味が違うので、あっさり系は好きです

③在日のキムチ屋さんが作るキムチ

当社の様に50年以上続くお店もあれば、韓国から来た人がキムチ屋さんを始めたりと

お店の数もかなり多く、それぞれ特徴があり多彩です。

味付けも、各店各社こだわりがあり、ニンニクの香りが凄い!とか

魚醤やチャンジャのしぼり汁をいれて魚の臭みをくせのある風味に!!とか

店主の韓国出身地によって材料も違うので面白いですね

①の漬物メーカーや、②の韓国キムチメーカーは数も把握されていますが

③のキムチ屋さんはほとんどが個人商店のため、組合もなく何軒あるのか

どんな市場規模なのか誰も知りません(笑)

大阪市生野区だけでも100近くあるのは確かですが・・・

30~40年前までは、スーパーにも並ばずマイナーな食べ物だったキムチが

こんなに日本で定着したのは、各メーカー(作り手)によって味・こだわりが違い

それが競争によって、どんどん進化したからだと思っています

まだまだ進化できる奥の深い食べ物ですので、たくさんの人に喜んでいただけるよう

もっと勉強して成長したいですね

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