「日本のメーカーはなぜ美味しくないキムチを作るのか」
タイトルだけ見るとだいぶ生意気なブログですね。
僕はそんな吹きあがった(調子に乗った)人間ではないので安心してください(笑)
日本のメーカーにはもちろん弊社も含んでいますよ~!!
5年前に書いた記事なのですが、かなりニッチな分野なので検索上位に上がってくることもあり、色んな人に読まれているので今の気持ちも含めて書き直しさせていただきます。
詳しくは本文を読んでください・・・
「日本のメーカーはなぜ美味しくないキムチを作るのか」
だいぶ前の話になりますが、X(旧ツイッター)で韓国のキムチが好きだという人が「日本のメーカーはなぜ美味しくないキムチを作るのか」というつぶやきをされ多くの人が賛同していました。
これを見た日本のキムチメーカーとして「思ったこと」を書かせていただきます。
まず、「美味しさ」というのは個人差があって、ましてやキムチは嗜好品として好みがかなり分かれる食べ物だといえます。
辛さ、旨み、甘み、酸味の感じ方が個人でだいぶ違うので人によって評価が変わります。
うちのキムチも、お客さんの評価が知りたくて自社の楽天レビューや「黄さん キムチ」でエゴサーチをしますが、称賛の声がある一方ボロカスに書かれることも珍しくないです(涙)
ちなみに、匿名性の高いXがボロカスな声も含めて一番生の声が拾えるのでMっ気がある人にはおススメします(笑)
日本で売っている韓国産のキムチは美味しいのか?
実際食べた感想としては、日本で売られている韓国産のキムチも現地のものと違いかなり甘くしている印象をうけます。
マーケティングの視点からでは日本という市場向けに販売している以上、大多数の日本人向けの味になるのは致し方ないかと・・・。
(甘辛い、濃い、コクがある・・・が多くの日本人に受けるといわれています)
これは各メーカー、各作り手の狙いが分かれるので優劣をつけるのは難しいでしょう。
キムチ好きな人間として、キムチメーカーの開発担当として、かなりの数のメーカーのキムチを食べてますが、皆さん年々レベルアップして結構美味しいキムチを作られてきています。
僕が言うのも何ですが、一キムチ好きとしての意見です・・・。
日本のキムチは独自の進化をし続けている

キムチも、ラーメンやカレーのように日本の食文化に馴染むなかで日本独自の進化をしていると僕は思っています。
まだまだ進化の過程でしょ♪
キムチの作り手も、日本のお漬物屋さん、僕らのような在日のキムチ屋さん、韓国から来て日本でキムチ屋さんを始めた人たちと多岐にわたってます。
そこに韓国からキムチメーカーも参戦してくるので、商売としても激戦です。
でも、そんな激戦だからお互いが切磋琢磨して良い商品、美味しいキムチになっていくのではないでしょうか。
やってる方は大変ですが・・(笑)
上にも書いたように万人を満足させるのは至難の技だと思います。
でも、出来るだけたくさんの人に喜んでいただけたらという想いで一生懸命キムチを作っていきますので、応援宜しくお願いいたします。
黄さんのキムチに興味がある方はこちらで → 大阪鶴橋黄さんの手造りキムチ公式ネットショップ
コメント ( 6 )
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30年以上、わざわざ御幸森の山田商店まで買いに行ってましたが、たまに手軽さに負けてスーパーでキムチを買い、案の定おいしい筈がなく自己嫌悪になっていました。黄さんのキムチを見た時は社名が高麗食品だった為、在日韓国のメーカーのを食べれると期待しましたが、正直自分の好みではありませんでした。その後、売ってる店はかなり少ないのですが、コーライ食品のキムチに出会い、スーパーのキムチとは思えない美味しさと安さに衝撃を受け、白菜キムチだけならコリアンタウンまで行かずに済んでいます。友人や職場の人達が食べてもこれは旨いと評判でしたが、なぜか殆んどの大手スーパーには置いてないです。
姜さん
コメントありがとうございます!
わざわざコリアンタウンまで行くの大変です(汗)
色んなキムチの好みがあるので、当社の物が口に合わないのも良く分かります。
残念ですが・・。
それはそうと、コーライ食品さんも同じ在日系のメーカーなんですよ♪
それぞれのメーカーの強みがあって、コーライ食品さんは生協さん向けがメインなんでなかなか見つけれないのかも知れませんね。
何か勘違いしているようですが、日本人の大半はあなたが不味いと思っている浅漬け風のキムチもどきの方が美味しいのです。
本場の方、本場の良さを知る方にとっては、ちゃんとした製法で作られたキムチが最高、至高よ味なのは判っています。
しかし日本人を含めた世界の人々は本場のキムチの味はキツい人が大半でしょう。
別にこの手の類の話は韓国のキムチに限った話ではありません。
日本の食品でも、他のアジアの食品でも、欧米の食品でもどこにでもあります。要するに本場で最高と思われている味が他では最高ではなく、アレンジされた結果、それが現地では最適になる事はよくある話です。
韓国のキンパだってそうでしょう。元々日本の海苔巻きを食べていた韓国の人達ですが、自分達の口に合わせてアレンジして、今や海苔巻きよりキンパがベストでしょう。逆にキンパに馴れた人は元の海苔巻きさ口に合わない、物足りないと思う人もいると思います。
本場の人にとって本場の製法でキチッと作られていないキムチが不味いと思うのは判りますが、そのキムチもどきの浅漬けの方が圧倒的に食べやすいと思っている人が多いので、それはどうにもなりませんよ。
例えば、ドイツにはビール純粋令があり、麦芽、水、酵母、ホップ以外を入れてビールを造る事は許されません。
ドイツ人も無添加の純粋なビールが一番たと思っています。そして貴方のように、なんでこんな不味い添加物を入れたビールを飲んでいるんだろう?と不思議がっています。でもビール純粋令のある本場たるドイツと他の国では違うからとしか言い様がありません。なので貴方が日本のキムチはなんでこんなに不味いんだ?というのは、価値観、味覚の違いでしかないのです。勿論キムチ本場の人が納得いかないのは理解できますけどね。
匿名さん
お言葉を返すようで申し訳ないですが、本文をよく読まれてないようですね(汗)
日本のキムチには僕らも含まれていると書いていますし、日本のキムチは独自の進化をしているとも書いています。
甘いキムチは苦手なので、キムチマークが付いている商品しか選びません。それを基準にすれば、スーパーで購入してもハズレに当たりにくいと思います。逆に、甘いキムチが好みであれば、それを避ければ良いのです。
いやいや。
含まれているという認識が間違っているのです。
御社のキムチは紛れもなく本物のキムチ。本国と同じ完璧に本物のキムチなのです。
日本で作られているからとはいえ、日本のパチモンのキムチと一緒にしなくていいのです。
明確に別けられた本物の存在。本物のキムチですよ。
逆に日本の浅漬け風キムチとは別けて考えなくてはいけません。完全に別物の食べ物ですからね。
例えると、御社の本物のキムチは本場メキシコの本物のタコスです。アメリカや沖縄の自分達の口に合わせてアレンジしたタコスはパチモンのタコスです。でもどちらも好きな人が喜んで食べているので、それぞれ別物として扱えばいいのです。それが食の選択肢という物です。なので御社のは本物のキムチであり、本場の味を求める人には最高のキムチだと思いますよ。