「日本のメーカーはなぜ美味しくないキムチを作るのか」

工場長日記

タイトルだけ見るとだいぶ生意気なブログですね

日本のメーカーにはもちろん弊社も含んでいます。

詳しくは本文を読んでください・・・

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昨年の話になりますが、ツイッターで韓国のキムチが好きだという人が・・・

「日本のメーカーはなぜ美味しくないキムチを作るのか」という

つぶやきをされ多くの人が賛同していました。

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これを見た日本のキムチメーカーとして「思ったこと」を書かせていただきます

まず、「美味しさ」というのは個人差があって、ましてやキムチは嗜好品として

好みがかなり分かれる食べ物だといえます。

辛さ、旨み、甘み、酸味の感じ方が個人でだいぶ違うので人によって評価が変わります

うちのキムチも、お客さんの評価が知りたくて自社の楽天レビューや

「黄さん キムチ」でエゴサーチをしますが、称賛の声がある一方ボロカスに書かれることも珍しくないです

ちなみに、匿名性の高いツイッターが一番ボロカスな声も含めて拾えるので

Mっ気がある人にはおススメです(笑)

また、マーケティングの視点からでは日本という市場向けに販売している以上

大多数の日本人向けの味になるのは致し方ないかと・・・
(甘辛い、濃い、コクがある・・・が多くの日本人に受けるといわれています)

実際、日本で売られている韓国産のキムチも現地のものと

違いかなり甘くしている印象をうけます

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実際、キムチメーカーの開発担当として、かなりの数の国内メーカーのキムチを

食べた印象として、皆さん年々レベルアップして結構美味しいキムチを作られてきています。

僕が言うのも何ですが、一キムチ好きとしての意見です・・・

キムチも、ラーメンやカレーのように日本の食文化に馴染むなかで

日本独自の進化をしていると僕は思っています

上にも書いたように万人を満足させるのは至難の技だと思いますが

出来るだけたくさんの人に喜んでいただけたらという想いで

一生懸命キムチを作っていきますので、応援宜しくお願いいたします

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