日本で独自に進化した韓国調味料ヤンニョンジャン

工場長日記

僕や母が基礎調味料と位置付けているコチュジャン、ヤンニョンジャン。
韓国調味料の中では、日本で圧倒的にメジャーなコチュジャンに比べヤンニョンジャンは知らない人が多いですね。

これは韓国と日本(在日)の食文化の違いが影響しているのかなと思っています。
ネットなどで見ているとコチュジャンは多少の違いはありますが、おおむね韓国と同じ仕様のイメージです。

ただ、ヤンニョンジャンに関しては捉え方が違うのかなぁっと・・・
ということで、今日はヤンニョンジャン(ヤンニョムジャン)の違いについて紹介させていただきます♪

ヤンニョンジャンとは

ヤンニョンジャンとは、唐辛子をベースに香味野菜を加えた韓国料理の基礎調味料です。
各家庭で作り方は変わりますが、当社オリジナルのヤンニョンジャンは、唐辛子に、にんにく、生姜と合わせだしをブレンドして作っています。
唐辛子と香味野菜の調味料なので、風味出しにピッタリです♪

これに醤油やゴマ油を加えたものが「ニラだれ」のベースになりますし、酢などを加えるとピリ辛のドレッシング系になっていきます。

韓国ではヤンニョンジャンというと「薬味」の意味合いがつよく、ニラやネギなどの香味野菜と唐辛子や醤油、ごまなどで作った「薬味だれ」みたいな形の物を「ヤンニョンジャン」としてネット上でも多く紹介されています。
母にきくと「それもヤンニョンジャンや!」と・・・(笑)

ただ、当社のヤンニョンジャンを含め、日本のキムチ屋さんで販売されている物は「薬味唐辛子」として唐辛子をベースに、にんにくなどをブレンドした物が多いです。
色々調べて分かりましたが、日本で流通しているヤンニョンジャンは韓国でいうタテギに近いと思います。

韓国でいうヤンニョン(ヤンニョム)は「合わせ調味料」で、タテギは「唐辛子やにんにくなどの香辛料を合わせたもの」です。
どこで変わったかは知らないですが、昔から在日韓国人の中ではヤンニョンジャンとして定着しています。

楽天でヤンニョンジャンを検索

キャプチャ1

僕が物心ついたころには、チョウショクさんの「ヤンニョンコチュ」が多く販売されていて、買い出しに行かされたのを覚えています。
(数学の公式などは全然覚えていないですが、こんなのは良く覚えていますw)

色んなキムチ屋さんで取り扱われていた記憶があるので古くから、日本(大阪)ではヤンニョンジャンといえば「薬味唐辛子」だったのかな。
実際、ネットなどでも韓国で売られている調味料が簡単に手に入る時代ですが、ヤンニョンジャンとして売られている物は韓国メーカーでは見ないですもんね♪
逆に日本のメーカー(キムチ屋さん)でタテギを作ってるところの方が少ないのかも・・。
他社がやらない事を意識的にする僕らはタテギも作っています♪
大阪鶴橋黄さんの手造りキムチ公式ネットショップ(タテギ)

当社のヤンニョンジャン(ヤンニョム)

生ヤンニョンジャンとして販売している物はタテギに近いです。
風味豊かなこだわりの唐辛子に、にんにく、生姜と合わせダシ(かつお・にぼし・昆布)と塩・砂糖をブレンドして作っています。
タテギに近いけど、合わせダシはタテギに使わないと思いますのでヤンニョンジャン(ヤンニョムジャン)。

代わりに、テーブルヤンニョンジャンとして販売している物がヤンニョンジャン(ヤンニョムジャン)と言えますね。
生ヤンニョンジャンと材料は近いですが、合わせダシの代わりに醤油を入れてます。
どちらも黄家の基礎調味料として使っていて、美味しさの秘訣として活躍してくれています。

野菜と合わせたり、写真のようにサーモンを合わせると至高のキムチが出来上がりますよ♪

韓国の食文化がここ数年で日本に急激に入ってきて、お客様から韓国調味料の問い合わせも増えています。
冒頭のお客様のようにコチュジャンやヤンニョンジャンからタレなどを作られているお客様も多いですが、黄さんの手造りキムチ高麗食品では合わせ調味料も販売させていただいています。

祖母や母の世代が必死に作ってきた「韓国の食文化をベースに日本の材料で作った、日本人でも美味しく食べれる在日の食文化」を色んな人に味わってもらいたいという想いですので。
在日の食文化は、韓国料理をベースに日本の食文化が組み合わさった面白い食文化だと思い紹介させていただきました♪

黄さんのキムチに興味がある方はこちらで → 大阪鶴橋黄さんの手造りキムチ公式ネットショップ

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