桃山学院大学ビジネスデザイン学部にて大阪鶴橋黄さんの手造りキムチのプレゼンをしてきました！

桃山学院大学ビジネスデザイン学部の服部先生よりお話をいただき、ファミリー企業経営の講義をさせていただきました。

服部先生は以前当社に出張経営相談へ来ていただき、進むべき道を教えてくれた人です。
キムチ屋界のトヨタであれ！！
縁をつないでくれたT田さんには感謝しています♪

結構頑張って資料を作ったので、今日はどんな内容だったかを紹介します♪

大阪鶴橋黄さんの手造りキムチの自社紹介

テーマがファミリー経営だったので「家族経営のキムチ屋さんが全国にキムチを卸すキムチメーカーに！！」と題して紹介させていただきました。

まずは家族の紹介と・・。
次男の写真はインパクトがありすぎて、生徒もちょっと引き気味でしたね（笑）

会社の沿革から置かれている環境を紹介しました！
日配の食品業界というのは特殊な世界ですから・・・。

・キムチの市場規模は、スーパーや百貨店で売られている漬物3200億円のうち約22％（約640億円）といわれ、これに加え小売店舗で販売される小売市場・焼肉屋や飲食店向けなどの業務用市場がある。
・スーパー市場は売り場のすみ分けが出来つつある。（関西圏では全国流通の大手漬物メーカー4社+大阪のキムチメーカー4社の組み合わせ）。
・小売店は嗜好品として味にこだわる顧客が多いため数多くの店舗がある（生野区だけで70店以上）
・小売店舗市場や業務用市場は、技術や設備、営業許可（2021年より必要）もいらないため、新規参入が非常にしやすい。

苦難の連続

スーパーなど量販店で販売していくには競争があり、大変なことの連続だったことを紹介しています。
・特売などで販売量をコントロールするため、価格競争に陥りがち。
・台風や猛暑、大雪で原料となる野菜がなくても注文に応えなければならなく、作っても赤字の時期が発生する。
・他メーカーとの競争で、売り場の棚を取るために、儲け度外視で他社より安くして販売している企業も多く、利益が残らない体質になりがち。
・メディア露出の少なさ（手頃に買えるため、商品情報に希少価値がない）

こうやって書きだすと、大量に販売することが出来ますが大変なことが多いですね（汗）

苦しい状況から抜けだすため取り組んだこと

この辺はブログでも紹介しているので、昔から読まれている方には分かっていただけると思います。
色んな事に挑戦しましたね♪

商工会議所の創業セミナー　→　経営革新計画の策定　→　なにわマーケティング大学　→　大阪商品計画　→　O-TEX展示会プロジェクト

悩みまくっていた時に「日本で一番頑張るキムチ屋さん」を目指そうとガムシャラにやってました。
頑張っていると、色んな人に応援していただけたり、良い結果が生まれますもんね♪

写真のロゴ変更も大阪商品計画に参加していないと絶対に踏み切れませんでしたし・・。

実を結んできたこと

色んな取り組みをしていると、結果も生まれてきます。
一度は書類審査であっさり落ちた「大阪もん名品」にもキムチとして唯一の認証をいただきました。

全国ネットの人気番組に三兄弟で出演するという奇跡も起こりましたね（笑）

今後の目標・課題

企業側の課題に対して、学生が考えてプレゼンするという授業なのでこういう締めくくりにしました。
以前から考えている課題で、学生の意見を聞けると嬉しいです♪

いや～、めっちゃ緊張したけど楽しんで出来ました！
服部先生、ありがとうございます！