韓国料理の基礎調味料コチュジャンとヤンニョンジャン
コチュジャンが変色している!とお客様よりお申し出があり、調べたところメイラード反応による味噌の変色が原因でした。メイラード反応について詳しく説明できるほど賢くないので、詳しく知りたい方はこちらでどうぞ → マルコメの研究開発 味噌の色を変えるものの正体とは
興味深かったのは、お客様の反応でした。
今回のお客様曰く「色目が変わっただけでコチュジャンの味が同じなのはわかったけど、このコチュジャンでホルモンのタレを作っているので色目が変わると困る!」との事でした。
基礎調味料として使っていただいている!
余りそういう声を聞いたことがなかったので新鮮でした♪
もちろん今回のお客様には交換の対応を作成させていただいておりますが、今日は「基礎調味料としてのコチュジャンやヤンニョンジャン」を紹介させていただきます。
韓国料理の基礎調味料コチュジャン
日本では「さ(砂糖)し(塩)す(酢)せ(醤油)そ(味噌)」の基礎調味料があり、それらを組み合わせますよね。
韓国でも基礎調味料があり、各家庭で合わせ調味料を作るのですが、コチュジャンは一番メジャーな基礎調味料です。
日本でも昔は各家庭ごとに合わせ調味料のレシピがあり、母の味として受け継がれていましたよね♪
だいぶ、家庭で合わせ調味料を作られる方は減ったそうですが・・。
日本で定着した生センマイや蒸し豚を食べるつけダレ「チョジャン」はコチュジャンを酢(チョ)で割った合わせ調味料です。
当然のことですが、チョジャンの味はコチュジャンの味が決め手なので当社のチョジャンも自信作となっています♪
韓国料理の基礎調味料ヤンニョン(ヤンニョム)ジャン
ヤンニョンジャンとは、唐辛子をベースに香味野菜を加えた韓国料理の基礎調味料です。
各家庭で作り方は変わりますが、当社オリジナルのヤンニョンジャンは、唐辛子に、にんにく、生姜と合わせだしをブレンドして作っています。
唐辛子と香味野菜の調味料なので、風味出しにピッタリです♪
これに醤油やゴマ油を加えたものが「ニラだれ」のベースになりますし、酢などを加えるとピリ辛のドレッシング系になっていきます。
韓国では余り見かけないヤンニョンジャンですが、その辺の説明は長くなるので別の記事にまとめています。
韓国料理の合わせ調味料
韓国の食文化がここ数年で日本に急激に入ってきて、お客様から韓国調味料の問い合わせも増えています。
冒頭のお客様のようにコチュジャンやヤンニョンジャンからタレなどを作られているお客様も多いですが、黄さんの手造りキムチ高麗食品では合わせ調味料も販売させていただいています。
写真のピビンパのタレはコチュジャン+ヤンニョンジャンのように組み合わせるのですが、手間を省きたい方も多いですよね♪
日本でも、めんつゆや白だしなど合わせ調味料がだいぶ主流になってきてますし分かります。
祖母や母の世代が必死に作ってきた「韓国の食文化をベースに日本の材料で作った、日本人でも美味しく食べれる在日の食文化」を色んな人に味わってもらいたいという想いですので、基礎調味料も作るし合わせ調味料も作りますよ♪
興味のある方はこちらでどうぞ → 高麗食品公式オンラインショップ
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