韓国珍味の代表格「チャンジャ」とは・・・
日に日に、チャンジャの人気が高くなっているので
何回か書きましたが、再度整理して書き直してみます!手抜きじゃないですよ(笑)
チャンジャとは
チャンジャという言葉は日本での造語で、韓国では「チャンランジョ」という呼び名で珍味の一つです。
在日韓国人の多くが済州島出身者だったこともあり、訛りが混ざって「チャンジャ」という言葉ができたとか。
ちなみに、済州島とソウルでは言葉が全然違うそうで、日本で考えても沖縄と大阪でもかなり違うので納得ですね。
韓国では魚の胃袋を塩漬けにしキムチにしたものを指すのですが、日本では主に鱈(スケトウダラ、マダラ)の胃袋をキムチにして食べます。
スケトウダラの胃袋は薄く食べやすいのが特徴で、マダラは厚みがありコリコリした食感が特徴で弊社はマダラを使用しています。
以前、韓国の会社から「韓国で人気がある」と、良くわかない名前の白身魚の胃袋を紹介されましたが、スケトウより薄い身だったのでお断りしました。
昔からチャンジャを作られている他社さんもスケトウに拘られているので、各社各人の拘りにより違いがあるのでしょうが僕はマダラ派です。
余談ですが、昔、母がチャンジャを食べる時に口癖の様に…
「昔は卸売市場の魚屋さんに行って、捨てる胃袋を格安で分けてもらってたんやで〜。今は人気になって高なってしまったわ。」と言ってたのを今でも覚えています。
チャンジャの人気の秘密
我が家では、僕が物心ついた頃から普通に食べられてたのですが、世間では「知る人ぞ知る」くらいの珍味でした。
それが今や関西圏ではコンビニでも置いてるくらい定着した食べ物で、スーパーでも置いてない店舗はないのじゃないでしょうか。(関西圏では)
不思議なのは、何故にここまで広く普及したのか?という事です。
韓国では珍味の一つとしての地位しかないですが、日本では韓国珍味の代表格としてぶっちぎりの数字・認知度になってきてます。
どれぐらい圧倒的かというと、弊社の月間生産実績になりますが、同じく韓国珍味で人気のスルメキムチが4t、タコキムチで1tに対し、チャンジャは10tと倍以上の数量となっていてまだまだ差は広がりそうです。
チャンジャの食べ方
おすすめなのが、ネギを刻んでゴマ油をちょろっとかけて食べる。
インスタで紹介したところ、ゴマ油の代わりにレモン汁でも美味しいと教えてもらい試したら美味しかったですよ~!!
変わり種と思われますが、チャンジャ好きには定番の「クリームチーズ」と合わせるのも美味しいです。
昨年はこんなこともありました。
https://ascii.jp/elem/000/001/862/1862532/
次回はチャンジャの作り方を紹介させていただきます!!
コメント ( 2 )
トラックバックは利用できません。
名前が違うんですね なるほど納得です
日本で有名な チャンジャ 韓国で見たことがありませんでした
似たようなのはあるんですが ^^ なんせ 魚の内臓系を漬けちゃったら 何が何だか分からなくなりますからね www
チャンジャを初めて見たのは 大学生の頃だったと思います。
居酒屋で なんじゃこりゃ? が最初のイメージでした。
韓国にも(キョンギ道)とかにもあるのか 今度探してみます ^^
駐在おやじ
駐在おやじさん
コメントありがとうございます!!
魚の内臓の塩漬けキムチが「チャンジャ」となり、一部の在日が食べてたものを日本人に徐々に広まったんですが
チャンジャとなった経緯や日本人に広まった時期などが全く分からないんです(;^_^A
何せ、母の世代の人たちはそんな深いこと考えない人ですし・・・(笑)
韓国の情報楽しみにしてます!!