クリームチーズのキムチとは・・

工場長日記

長年挑戦し続けていた「チーズのキムチ」がようやく商品化されました。

思いついたのが10年ぐらい前なので、過去最長の開発期間と言ってもいいでしょう♪
途中、何回も挫折してましたが(笑)

クリームチーズのキムチとは

文字通り、クリームチーズを特製のヤンニョンに漬込みキムチにしました。
チーズ入りのキムチは何度か見かけましたが、クリームチーズ単体のキムチは希少です♪
白菜キムチに混ぜ込むだけだったら、お客さんのとこで出来ますもんね。

進化系キムチを作る際の鉄則「キムチにすることで元の食材より美味しくなる」を守るため苦労しましたよ(汗)
当初はご縁のあったチーズ工房NEEDSさんの美味しいナチュラルチーズを使ってましたので。

編集長から「そのまま食べた方が美味しいやん!」と言われたり・・

なので、違うメーカーから提案のあったプロセスチーズを使ってキムチにしています。
プロセスチーズはナチュラルチーズを溶かして固めたもので、賞味期限が長く加工しやすいチーズです。

味は若干落ちるのですが、それをキムチで補えればいいでしょう♪

クリームチーズのキムチを作った経緯

10年ぐらい前ですが、チーズの味噌漬けを食べたときに思いつきました。
結構前から、色んな漬物屋さんが販売してたんですよ。

いつも言いますが、漬物に出来るならキムチにも出来るでしょう♪

しかし、何度も作ってはみたものの全然上手くできず(汗)
作りたての味は良いけど、時間が経ってpHが下がるとチーズが硬くなったり。
チーズの水分が出てドリップして味がぼやけたり。
色んな経験をさせていただきました。

その時書いたブログ → モッツァレラチーズのキムチ(試作品)

また「美味しい」だけでは売れないと強く認識させてくれた商品です。

味が変わりやすいので、賞味期限が短く販売期間は短い。
原価が高いので、価格帯は上がるし・・。
美味しく作れても、置いていただく販売店がない。
僕らの店舗で売るだけなら簡単ですが、今度は材料が回らなくてロスになる。

正直なところ、半分諦めていました。

一気に流れが変わったのは、変わり種のキムチが売れる販路が出来たのが大きいです!
また、プロセスチーズは水分量が少なく賞味期限が延ばせたのも助かりました。

クリームチーズのキムチの美味しさとおススメの食べ方

クリームチーズの味にあうよう、甘辛い特製のヤンニョンを調合してます。
濃厚でありながらスッキリした後味のヤンニョンです。
後味をスッキリさせたのは、チーズの後味を邪魔しないように狙って・・

それがハマって、最初はピリッとした甘辛さが来てどんどんチーズ特有の濃厚な味わいになってくる不思議なキムチとなりました♪
ビールのつまみに合うよう意識してましたが、日本酒にも合いますよ♪
ご飯に乗せて食べても良し!

テスト販売で箸でつまむには小さすぎると声があり、ちょっと大きめにしたことで丁度いいサイズになってます♪

最初のインパクトが大きいキムチなので、ホームパーティーなどで活躍しそうですね!
チョコンと置いておくだけでも、興味を惹くでしょ♪

こういう商品が出来ると色んな人に食べていただきたくなります。
面白い味で美味しいから、ちょっと食べてみてよ~♪ってね。

個性的な味で美味しくて、面白い商品ができたと思っています!
作り手として、こういう商品ができると嬉しいですね♪

こちらで購入できます → 高麗食品公式オンラインショップ(クリームチーズのキムチ)

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