大阪鶴橋黄さんの手造りキムチの出汁へのこだわり
「キムチの世界」で紹介したように、日本のキムチは出汁が入っていることが多いです。
当社も出汁へのこだわりは結構あるのに、紹介したことがなかったのでまとめました。
大阪鶴橋黄さんの手造りキムチの出汁へのこだわり
祖母の頃からキムチ造りに出汁は使われていていました。
当時は企業秘密で、長兄が子供の頃、出汁を練りこんだヤンニョン(ヤンニョム)を作っている姿を傍で見ていると祖母から「他所で言ったらあかんで!!」ときつく口止めされていた記憶があるそうです。
今では色んなキムチ屋さん・キムチメーカーで出汁を練りこむのが当たり前になっています。
祖母がどういった理由で入れだしたのか・・とか興味がわきますが、だいぶ前に他界したので知ることはできないです。
多分生きていても「知らん。覚えてない。」と言われる気がしますが(笑)
母もそうですが、昔はめっちゃくちゃ大変な時代で生き残るのに必死だったとか。
ガムシャラに頑張ってきた人たちなので、そんなことを覚えてられないと言われると、確かにそうやなと思います。
大阪鶴橋黄さんの手造りキムチの出汁は宗田節+昆布+煮干し
僕は大阪生まれ大阪育ちで出汁の味は好きです。
大阪の人なら共感していただけると思うのですが、うどんのお出汁とか。
未だにお出汁の美味しいうどん屋さんに惹かれますもん♪
そんな訳でキムチにも出汁の味を効かせています。
かつおと昆布はオーソドックスですが、そこに煮干しも加えているのもこだわりです。
韓国では煮干しで出汁をとるのが一般的で、かつお節より多いのでは?(僕の経験したことだけですが)
煮干しは唐辛子の風味に良く合う味がでます♪
大阪鶴橋黄さんの手造りキムチの出汁はこだわりの宗田節
高知県の土佐清水にある「たけまさ商店」さんの宗田節を使用しています。
土佐清水沖で獲れる宗田鰹は地元では「目近(めじか)」と呼ばれ、旨みの強いダシの源として知られているそうです。たけまさ商店HPより引用。
キムチの風味に負けない旨味を感じられるので愛用しています。
試作している時に、残った出汁で素麵つゆを作りましたが、絶品でした♪
むっちゃくちゃ美味しくて「俺、天才かも?!」となるので、美味しい素麵つゆを作りたい方はどうぞ!
今では、色んなキムチ屋さんがだしの味がきいたキムチを作っていて、日本人の口にも合い大きな広がりを見せています。
大阪漬物協会が認定する大阪の特産漬物でも「泉州水ナス」と並び「大阪だしキムチ」が認定されています。
「くせになる辛さ」を引き出す出汁の味。
意識して食べてみると面白いですよ♪
コメント ( 2 )
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そうですね 煮干しが多いと思います
あとは カルグクスとかだとアサリ ← ダシのために入ってるわけじゃないでしょうけど wwww
ダシが入ったキムチ 日本人の口に合わせたキムチに仕上がると思います
最初 なんで入れようと思ったんでしょうね wwww
知らん 忘れた ^^ 明るい雰囲気の方だったんでしょうね wwww
駐在おやじ
駐在おやじさん
コメントありがとうございます!
子供の頃から良く料理に使われていました♪
ほんと、昔に戻って話ききたいですわ(笑)