あしたが変わるトリセツショーでキムチの取扱説明書が紹介されてました♪
紹介するの遅くなりましたが、先日NHKさんの「あしたが変わるトリセツショー」にちょっとだけ出ました。
この番組は、食・健康・生活、あらゆるテーマを、最新科学と大実験・大調査をもとに解き明かし、紹介する番組です。
今回はキムチを深堀りして、紹介していました。
目の付け所が面白いのと、NHKさんらしく実験を踏まえたデータで説明していたので、なるほど!と唸るところもありました。
ちょっと説明が足らないところもあったので、補足説明も兼ねて紹介させていただきます。
キムチの取扱説明書1 キムチのうまみ
キムチの旨味について、深掘りしていました。
旨味を感じるアミノ酸の中でも、キムチの旨味はグルタミン酸が多く、イノシン酸を意識してプラスすると何倍も美味しくなる!って話でした。
専門用語で書くと小難しいですが、昆布(グルタミン酸)とかつお節(イノシン酸)と思えば分かりやすいでしょう♪
韓国ではアミエビの塩辛がその役割を果たしますが、日本のキムチは出汁がその役割です。
キムチに出汁を入れだしたお祖母ちゃんの世代は、絶対にそんな理屈を知らなかったと思います(汗)
でも、本能的に分かってたんでしょうね♪
あと、豚肉はイノシン酸を多く含む食材という事で、なぜ豚キムチが美味しいのか納得できました!!
キムチの取扱説明書2 キムチの酸っぱさ見わけ術
僕が出たコーナーです。
思いのほか、喋れていたように写っていましたが、上手に編集していただきました(笑)
スーパーで売っているキムチを調べ、乳酸菌の増加ペースやpH(酸性の度合い)の推移を見て酸っぱくなるキムチを選びました。
本当なら全商品の商品名をだして、今後の参考にできれば良かったのですが、NHKさんは企業名を出さないルールなので・・。
でも、この実験結果は本当に興味深いデータが出てました。
一般的にスーパーで売られている日本の漬物屋さんが作るキムチの多くが発酵を抑制していましたので。
一部のメーカーさんの物は発酵しますが、見分け方は容器をみれば分かる!みたいな説明しましたね。
発酵すると炭酸ガスが出るため、それを逃がす構造(穴をあけていたり)だったり、ガスに負けない強度だったり。
ペコペコの容器は発酵しないタイプと説明しましたが、ちょっと説明不足でした(汗)
当社を含め、一部のメーカーさんは写真のようにフィルムに小さな穴をあけています。
「あんな説明やったら、うちのキムチは発酵しないと思われるやろ!!」とオシカリを受けました。
お兄ちゃんから(笑)
キムチの取扱説明書3 キムチだれで四季のキムチを楽しむ
キムチだれ(ヤンニョム)を自作して、色んなキムチを作ろう!!と紹介されていました。
胡瓜やアボカドなんかも簡単に作れるので美味しいですよ~!
レシピは番組HPに紹介されていました。→明日がかわるキムチのトリセツショー
キムチだれ(ヤンニョム)を自作するのはハードル高いので、当社のヤンニョンでも簡単に作れます。
高麗食品公式オンラインショップ(生ヤンニョンジャン)
色んな野菜で作れるんですが、番組ではスイカがキムチに・・・。
番組的に、物珍しい食材を扱いたいのは分かりますが、フルーツキムチ反対派の僕としては容認できません(笑)
僕も通った道ですが、「いつ食べるんや?!」と自問自答してもらえば分かるでしょう♪
色々書きましたが、非常に面白い番組でした。
企業名は全く出ていないので、僕たちのキムチが売れる!とかは全然なかったですが、良いご縁をいただけたと思ってます♪
ありがとうございました!!
黄さんのキムチに興味がある方はこちらで → 高麗食品公式オンラインショップ
コメント ( 2 )
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スイカキムチですか ><
僕も フルーツを使ったものは・・・・・・
なるほど 酸っぱくなりやすい? 物を見分けることが出来るんですね
そう言えば 昔はスーパーに並んでたキムチに 穴があいてましたが 最近見ないですね
発酵しないようにしてるんだろうか????
穴あいてるか 今度よく見てみます ^^
駐在おやじ
駐在おやじさん
コメントありがとうございます!
最近、フルーツキムチを推す人が増えてきたのですが、僕は反対派のポジションです(笑)
穴は見えないくらい小さな加工をするところもあるので、探すと面白いと思いますよ♪