ヤンニョンジャンではなく、ヤンニンジャンとは・・
ヤンニョンジャン(ヤンニョムジャン)は韓国料理の調味料です。
過去にも何度か説明させていただいています。
ヤンニョンジャン(ヤンニョムジャン)とは・・。
その中で、当社は昔からヤンニョンジャンと呼んでいましたが、ヤンニョムジャンが多数派だと書かせていただきました。
ヤンニョンジャンが日本に定着していく中で、色々と呼称が分かれたんですね~。
でも、実はもう一つの呼び方があります。
ヤンニンジャンもしくはヤンニンと呼ぶ人がいるんです。
インスタでも投稿している人が結構いてます。
ヤンニンジャンとは・・・
ヤンニョンとヤンニョムは韓国語の発音からしても遠くないのですが、ヤンニンは・・。
特に料理人の方が良く使われている印象です。
上記写真も業務用大手調味料メーカーのユウキさんの正式な商品として出されています。
ラーメンチェーンの魁力屋さんの卓上調味料でもヤンニンと表記されています。
飲食店のお客様の問い合わせも「ヤンニン」と呼ばれる方も多く、ヤンニョンから口伝えしていくなかで変化したものと思っていました。
しかし、あるラーメン屋さんで見たポップで違う認識が出てきました。
ヤンニンジャンの由来(推測)
関西圏でチェーン展開している横綱ラーメンさんのポップです。
卓上調味料の説明で唐辛子とにんにくを合わせたものを「ニントン」と呼んでいます。
ラーメンの味変にぴったりで美味しいんですよね~♪
これを食べながら、ふと思ったのですが「ヤンニン」の「ニン」ってニンニクのことなんでは?!
ヤンニョンからヤンニンまで言い変わるまで無理あるなと思っていましたが、ニンニクのニンが混ざったのなら分かります。
誰が興味あるねん?!と言われかねないマニアックな内容ですが、こんなどうでも良いことを考えるのが好きです(笑)
ヤンニンジャンの美味しさ
ヤンニョンジャンもヤンニョムジャンもヤンニンジャンも同じ調味料です。
もちろん、各家庭や作り手によって味や材料は違いますが。
唐辛子と香味野菜の風味で料理を辛旨な仕上げにしてくれます♪
以前の記事(ヤンニョン(ヤンニョム)とは・・・。)でも書いたように、韓国のタテギと同じような使い方です。
タテギとしては全然知名度がないですが、意外と日本の食卓に馴染んでいるのも面白いですね♪
当社でも近々、辛味調味料のタテギとして商品を発売予定です。
発売されたらまた紹介させていただきます!!
コメント ( 4 )
トラックバックは利用できません。
私も,「ニン」はニンニクだろうと思いました。
関西の方が、唐辛子を「とんがらし」とおっしゃることもあるので、「ニントン」は分かりやすいですね(^O^)
utokyo318さん
コメントありがとうございます!!
確かにトンガラシ言いますね(笑)
見つけたときは不思議と嬉しくなりました♪
私も以前からこの呼び方が不思議でならず。
大昔から名古屋では焼肉店も在日も本人もヤンニンと呼ぶ。
にんにくのニンではないと思います。
単なる発音なまりでしょう。
私はヤンニンとは呼ばずヤンニョムと発音する。
ヤンニンとも言いますが、日本語的にはヤンニョムでしょう。
日本語英語みたいなもので、ファイトみたいなの。
韓国のファイティーが英語に近いと言われます。
フランスのカルティエ、米語読みだとカルチェ。
こんな感じかな。
愛知に生まれ育ったけど、ヤンニンには馴染まない。
塩タンとタン塩もどっちも使う人が居ます。
私は、塩タン派。
因みに、テールスープも済州島に近い醤油味とタテギ等で辛くしたもの。
丁度ユッケジャンやテグタンスープみたないもの。
白や透明の通常のテールではなかった。
その代わりに、ユッケジャンスープはメニューに無い場合が多い。
プゴックもメニューにないが頼めば作ってくれた。(在日しか知らない)
ここ数十年で、普通のテール(テグタン)も一般化してきたものです。
PAZUZUさん
コメントありがとうございます!
料理人の界隈で「ヤンニン」と呼ばれる方が多い印象です♪
訛りが伝わった説も考えられますね。
韓国の文化が、在日の文化に変化した時にちょっと変わるの面白いです♪
チャンジャも、チヂミも。
誰も経緯を知らないし、何となくしか知らないけど、それを調べるのが楽しいです♪