生野ものづくりセッションにて大阪鶴橋黄さんの手造りキムチのプレゼンをしてきました！

先週末、生野ものづくりセッションに参加してきました。
過去記事を見ると初めて参加したときから2年がたってます。
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生野ものづくりセッションに初めて参加しました

ちなみに、生野ものづくりセッションは生野区に多いものづくり系の人たちとデザインなどクリエイト系の人たちが集う場です。
当初、場違いなところに来てしまったなと思った場ですが、今回は何とプレゼンまでさせていただきました！！

40人を超える人が集まり、こんな雰囲気で緊張しましたよ～(;^_^A

結構頑張ってプレゼンを作ったので、今日はどんな内容だったかを紹介します♪

大阪鶴橋黄さんの手造りキムチの自社紹介

初めに当社の紹介をいたしました。
会社の沿革から置かれている環境、強みや課題などをまとめました！
何せ工業系の会社さんやデザイナーさんからすると、日配の食品業界というのは特殊な世界ですから・・・。

1.キムチの市場
・キムチの市場規模は、スーパーや百貨店で売られている漬物3200億円のうち約22％（約640億円）といわれ、これに加え小売店舗で販売される小売市場・焼肉屋や飲食店向けなどの業務用市場がある。
・スーパー市場は売り場のすみ分けが出来つつある。（関西圏では全国流通の大手漬物メーカー4社+大阪のキムチメーカー4社の組み合わせ）。
・小売店は嗜好品として味にこだわる顧客が多いため数多くの店舗がある（生野区だけで70店以上）
・小売店舗市場や業務用市場は、技術や設備、営業許可（2021年より必要）もいらないため、新規参入が非常にしやすい。

2.黄さんの手造りキムチ高麗食品の強み
・小売り市場（直営5店舗、ネット販売）に参入しながら、量販店市場を主戦場にしている。（この規模では全国でも唯一）
・「専門店＝本格的で美味しい」というイメージが消費者には強く、手造りの美味しさを出来るだけ意識して商品作りを行なう。
・韓国生まれの祖母が作った本場のキムチをベースに、50年以上、日本人の好みに合うようにアレンジしつづけ、3代にわたり培った「癖になる辛さで、出汁の旨みのあるキムチ」で日本一のキムチ激戦区大阪市生野区を中心に支持されています。
・手造りの強みを活かし、小ロットでの生産が可能。結果、キムチ専門店として３０種以上のキムチをスーパーの店頭に供給できる唯一のメーカー。
・当日受注、当日出荷を365日対応する仕組みがある。

3.黄さんの手造りキムチ高麗食品の課題
・量販店市場は野菜が高いとキムチや漬物など野菜加工品が売れ、野菜が安いと売れない特殊なビジネス。調達価格を安定させながら、野菜が安くても安定して売れる商品作りが必須。
また、特売時は平時の10倍ほど受注が発生することもあり、定番で売れる商品作りも必須。
・商品の味、スペックにだけこだわって作ってきたため、デザインの統一やブランドカラーなどブランディングが全く出来ていない。
・日常の売り場（主にスーパー）で手軽に買える商品を目指した結果、商品情報に希少価値がなく、メディアに取り上げられることが皆無。

会社の沿革は良くブログで書いているので省略します(;^ω^)

大阪商品計画への参加

この辺の流れはブログでもちょいちょい書いてましたね～(^^♪

大阪商品計画に参加するきっかけ・想い大阪商品計画

中間発表でのダメダメっぷりとか（笑）大阪商品計画で進める高級キムチの中間発表

苦しみ悩みながらの商品作りとか・・大阪商品計画ですすめているキムチがもうすぐ出来そうです！！

読み返してみると、色々大変でしたね～(;^_^A
でも確実に考え方や表現の仕方が成長している気がするので、参加させていただき良かったです。

ロゴマークを変更したのも、この時ですね。

ロゴマークの変更で、直接的に変化したわけではないですがブランドに対する考え方は会社的に変わったと思います。
前々回の記事でも書きましたが、大阪もん名品に認定いただいたのもこの流れがあったのは確かです。

大阪鶴橋黄さんの手造りキムチの今後の目標

この4.5年会社について考えてきて思うことです。
お客様や従業員、家族を喜ばせる会社としてがんばって永続させます！！
そのためにもブランドをしっかり作っていきたいですね～(^^♪